白髪ハゲにも効果的な育毛剤の正しい使い方

白髪家系ハゲが知っておきたい正しい育毛剤の使い方

育毛剤もその目的によっていくつかのタイプに分かれますが、頭皮に塗布して薬効成分を浸透させることで育毛効果を期待する仕組みは基本的に同じです。そして、頭皮や毛髪の成長サイクル・構造に適した正しい使い方をすることによって、育毛効果を最大限に発揮することができるのです。
ここでは塗布タイプの育毛剤の正しい使い方について解説しますので、是非実践してみてください。

 

基本的には商品に記載の容量・用法に従う

 

このサイトで育毛剤の効果的な使い方について解説しようと思ったのは、育毛剤商品に記載の使用方法説明では不十分な場合があり、「どのように使ったらいいのかわからない」といった質問を受けることが多かったからです。ですので、ここでの説明は「一般的にはこの使い方が一番効果的」という方法を解説しています。

 

育毛剤の中には、使用方法の説明がしっかりと書かれており、このサイトに書いてある使い方と内容が異なることもあると思います。その場合には、商品に記載してある使用方法に従うようにしてください。育毛剤は開発工程において、メーカーが何度も臨床実験を行って効果やリスクを検証して発売に至っています。ですから、その育毛剤の最も効果的でリスクの小さい使い方というのは、商品に記載された方法が一番信頼できると考えてもらって構いません。商品に記載してある情報では不明点が多い場合のみ、ここで紹介している使用方法を参考にするようにしてください。

 

特に医薬品の育毛剤の場合、薬効成分によって期待できる効果が大きい分、容量・用法を間違うと副作用を起こす可能性も出てきます。使用の際には使用方法や注意点を十分に把握するようにしましょう。

 

効果的な使い方

 

1.入浴時、湯船につかって体を温める。

お風呂に入る時はできるだけ湯船につかるようにしましょう。湯船で体を温めると頭部の血行が良くなり、育毛剤の浸透効率を高めることができます。また、頭皮も柔らかくなるので、洗髪時に毛穴に詰まった汚れ・フケが落ちやすくなります。
髪の毛の成長には成長ホルモンの分泌が必要です。その成長ホルモンは、夜間に活発に働く副交感神経の働きによって生成されますので、入浴も夜の方が育毛には効果的です。

2.頭皮をマッサージするように汚れ・フケをしっかり落とす。

頭皮が皮脂や汗、フケなどで汚れていると、育毛剤が頭皮内に浸透することができません。シャンプー液を手の平で泡立てたら、頭皮をマッサージするようにして、しっかり皮脂・汚れ・フケなどを落としましょう。爪を立てて洗うのは頭皮を傷つけるので厳禁です!
シャンプーの前に、お湯のシャワーで予洗いをするのも効果的です。すすぎは十分すぎるほど十分に行うようにしましょう。

3.髪の毛を熱し過ぎないように乾かす。

髪の毛を乾かす時は、髪の表面層(キューティクル)を傷つけないように気を付けてください。ドライヤーを使っても問題ありません。
まず、タオルで髪の水分をポンポンと叩きながら吸収します。この時に髪の毛をこすらないようにしてください。そしてドライヤーで8割程度乾かし、あとは髪を熱で傷めないように自然乾燥させます。

4.容量を守って育毛剤を頭皮に塗布する。

説明書に記載された容量を、薄毛が気になる部分の頭皮に直接塗布します。髪の毛が邪魔にならないように、片方の手でかき分けておくとよいでしょう。

5.頭皮マッサージで育毛剤を頭皮に浸透させる。

両手で頭部を多い、指の腹を使って頭皮を揉みほぐすようにマッサージします。絶対に爪を立てないようにしてください。頭皮を柔らかくし血行促進を促す事で、育毛効果を高めることができます。

 

以上が育毛剤の効果的な使い方です。
効果の違う育毛剤を併用している場合は、4と5をそれぞれ繰り返して下さい。

 

育毛剤は1日に何回使えばいいの?

 

まずは商品に記載してある用法を確認して、記載があるようであればそれに従ってください。特に記載がない場合は、1日1〜2回。使い始めのうちは1日1回で、夜にお風呂に入った後に使うのがベストです。
朝起きてから使用しても特に問題はありませんが、寝ている間に皮脂が分泌されたり汗をかいたりして、どうしても育毛剤が浸透しにくい状態を作ってしまいます。髪の毛は成長ホルモンの分泌が活発な夜10時〜夜中2時が一番成長しますので、その直前に育毛剤を使用しておくのが最も効果的といえます。

 

他の育毛剤と併用しても大丈夫?

 

効能が異なる育毛剤であれば、複数の育毛剤を併用しても問題ありません。むしろ、ハゲを引き起こす要素を多面的にケアすることで、育毛効果を高めることが期待できます。ただし、同じ効能をもつ育毛剤の併用は、頭皮への負担が局所的に大きくなりすぎてしまう可能性がありますので、避けるようにしましょう。
また、医薬品の育毛剤の併用も頭皮への負荷が大きくなります。もし併用したいのであれば、その前に必ず専門医に相談するようにしてください。